扉が開いた音を頼りに、ルフィは廊下を進んだ。
石の壁は厚く、松明の間隔が長く、廊下が曲がるたびに光の届かない暗がりが生まれた。兵士の足音が先を行っている。革鎧の擦れる音と、短い指示の声と、もう一人の足音。メロスの足音だけが、他の二人と違う音をしていた。引きずっていないし、急いでもいない。ただ、重かった。
ルフィは音を立てないように、少し距離を置いて追った。
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