Chapter 4: What the Fishermen's Children Saw at the Dock

朝、目が覚めたとき、最初に気づいたのは自分が眠っていたという事実だった。

いつ眠り込んだのかは分からない。布団の中で空の皿のことを考えていた記憶があって、その次に窓の外の光がある。その間に何時間かが消えている。眠りというより、考えることに疲れて意識が落ちた、という感じの眠りだった。夢は、なかった。旗の夢も、海の夢も。あるいは見たけれど、覚えていないだけかもしれない。

起き上がって、台所へ行った。湯を沸かしてコーヒーを淹れた。窓の外に港が見える。嵐の跡を引きずった重い曇り空の下で、船は昨夜と同じ位置に係留されていた。船が、まだいた。それだけで何かがまだ続いているという感覚があった。終わっていない何かが。

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Chapter 4: What the Fishermen's Children Saw at the Dock — 漂流する旗の下で | GenNovel