翌朝、夢を見た。
旗の夢ではなかった。水の夢だった。水面が地図になっていて、僕はその上を歩こうとしていたが、歩くたびに地図が書き換えられていった。自分の足跡が地形になり、地形が線になり、線が文字になった。読もうとすると波が来て、文字を溶かした。
目が覚めたときに残っていたのは、線の感触だけだった。指で何かをなぞったような、肌の記憶。
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