朝、目が覚めたとき、窓の外がまだ暗かった。
時計を見た。六時十七分。いつもより少し早い。眠れないわけではなかったが、ある時点から眠り続けることができなくなる、そういう夜が続いていた。夢は見た。旗の夢ではなかった。水面が光の角度によって何通りもの色に変わる夢で、内容よりも光の質の方を覚えていた。
起き上がって、台所で湯を沸かした。
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