Chapter 4: Hikaru Solves the Room

夜の九時を回っていた。

桐島は事務所の電気をつけたまま、封筒を机の引き出しに入れた。読むのは後だ、と思った。光がいる間は読まない。それだけを決めた。

光はすでに段ボール箱の上に紙袋を置いていた。コンビニの袋ではなく、近くのラーメン屋の持ち帰りだった。桐島が歩いて帰る途中、光が路地の角で立ち止まり、「腹減りましたよね」とだけ言って、引き返した。その間、桐島は事務所の前で待った。止める気も起きなかった。

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Chapter 4: Hikaru Solves the Room — 灰色の推理 ─少年が見えなかった真実─ | GenNovel