降下後百四十九日。午前中は曇り、午後から晴れ。
気温は十一・四度。東南東の風、毎秒二・三メートル。
カグヤが縁側で報告書の草稿を読み返していたのは午後二時十七分のことで、コウジは竹林の奥で何かを叩いている音がしていた。不規則な音だった。杭を打っているのか、あるいは風で折れた節を片付けているのか、音の性質だけでは判断できなかった。
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