月曜の朝、コウは青柳の手帳を見た。
見たというより、見えた。職員室の前を通りかかったとき、ドアが数センチ開いていて、青柳が机に向かって何かを書いていた。手帳は開かれていて、ページの上端に赤いペンで小さく時刻が書かれていた。コウはそのまま廊下を歩き続け、頭の中だけで立ち止まった。
時刻は「二十時」だった。
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