北の平原が始まる場所には、境界線がなかった。
ある日から、道の両側の木が低くなった。次の日、低い木が灌木になった。その次の日、灌木が草になり、草原が地平線まで続いた。空が大きくなった。大きくなった空の下で、清風は自分の影が朝と夕方にどこまでも伸びることに気づいた。江南には、これほど長い影が生まれる場所がなかった。
北の空気は、乾いていた。
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