翌朝、赤木剛憲は花道の前に立ちふさがった。
廊下ではなく、下駄箱の前だった。朝のホームルームまで十五分、昇降口には断続的に生徒が流れ込んでいた。赤木はその流れを完全に無視して、花道の正面に仁王立ちになり、腕を組んだ。身長は花道よりさらに高く、肩幅が廊下の光を半分遮っていた。
「バスケ部に入れ」
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