ブルマが録音を止めたとき、山の朝はまだ薄暗かった。
テントの外で小鳥が一羽鳴いた。テントの中では誰も動かなかった。
小型の受信機が卓上に置かれていた。ブルマの自作品だ。アンテナ線が窓枠から外に出ており、その先端は焦げた細い銅線の束になっている。昨夜の傍受作業で一部が熱を持ちすぎて変色した。それでも機能した。フリーザのバンド27をとらえ、音声の七割を再構成し、変換テーブルを三回更新してなんとか意味をつなぎ合わせた。
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