ブログの記事が公開されたのは、火曜日の深夜一時十七分だった。
タイトルは「七十二時間の建築家」。
Φと署名された記事には、日付だけが記されていた。時刻は載っていなかった。それがかえって奇妙な正確さを印象づけた。書き終えたとき、筆者は時計を見る必要がなかったということかもしれない。書き始めた瞬間から、この文章はすでに完成していたのかもしれない。
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