Chapter 2: Landlord Ogata's Very Bad Week

月曜日の朝、誠は出勤前に歯を磨きながら、尾形健二のことを完全に忘れていた。

忘れていた、というのは正確ではないかもしれない。正確に言えば、思い出さないように努力することすら必要ないくらい、自然に頭の中から消えていた。雨の夜の気まぐれ、袋麺を食べながら書いた落書き、笑えなかった理由がよくわからない奇妙な後味。それだけのことだった。手帳は引き出しの一番下に押し込んで、その上に図書館の延滞通知の控えを重ねておいた。

図書館の開館は九時だった。

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Chapter 2: Landlord Ogata's Very Bad Week — 神様のリスト | GenNovel