翌朝、老人は清風を芦原に連れていった。
廃寺から東へ半刻ほど歩いた先に、人の背丈を超える芦が密生している低地があった。冬でも枯れずに、灰色と緑の混ざった茎を風の中で揺らしている。古い水路が縦横に走り、足を踏み入れると膝まで泥に沈む場所だった。清風がそれを確かめようとした瞬間、老人は言った。
「降龍掌、という技がある」
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