九ヶ月が経った。
その間に清風は、廃寺の庭で三百七十二回の夜明けを迎えた。数えていたわけではない。しかし数が自然に頭の中に住み着いていた。稽古とは数えることではなく、数えずにはいられなくなることだと、ある朝清風は気づいた。気づいてから、数えるのを止めた。止めた翌日から、稽古の密度が変わった。
陰陽双剣の形を師匠から見せてもらったのは、降龍掌の入口に到達してから二ヶ月後のことだった。
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