俊介のアパートは、大学から歩いて十二分のところにあった。
悠人は七分で着いた。自分が急いでいることに、着いてから気づいた。
インターフォンを押すと、「開いてる」という声がした。鍵を開けっ放しにするのはやめろと何度言っても直らない癖だった。悠人はドアを開けて、靴を脱ぎながら、それでも今夜はその声にほっとした。
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