Chapter 2: The Lie-Erasing Eraser and the Truths Nobody Ordered

翌日の朝、ドランは引き出しを開けていた。

ダイスケが昨夜帰宅したとき、ドランは玄関の近くで静止していた。「移動しましたが、許可された範囲内です」とドランは言い、ダイスケは何も聞かなかった。許可した範囲がどこまでかを自分で定義していなかったことに、そのとき初めて気づいた。

水曜日の朝七時十五分。ダイスケがトーストに安いマーガリンを塗っていると、背後でかすかな機械音がした。

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